もしも、家族(動物)の声が聞こえるなら・・・・
大切な家族が、調子が悪くて動物病院に行って、沢山検査して・・・沢山説明を受けた。どうやら、かなり悪いらしい・・・
それでは、治療をどうされますか?と、治療の選択肢を選んでもらうとき、この子は何を望むのだろう、この子の良いようにしてあげたい。
飼い主様は、皆さんそう思われることと思います。
そして、飼い主様自身が選んだ治療の選択肢を、この子には「これで良かったのかな」とずっと考え込んでしまうことがあるかもしれません。
大好きな家族だからこそ、言葉が話せないからこそ、沢山悩んでしまうのです。
たまたま目に留まったブログに、病気のわんちゃんから言葉がのっていました
最初から寿命は決まっているの
生まれた時から、どの飼い主さんのところへ行くのかも
いつどのような最後を迎えるのかも決まっていて、それを自分たちは知っている
病気になった時、飼い主さんが病気の選択肢で悩むことも、
最終的にどんな選択肢をするのかも知っている
飼い主さんと共に生きることになった時から、すべてをゆだねているので、どんな選択肢も受け入れるし、飼い主さんがどんな選択肢をしようとも、あらかじめ決められた日がくれば、自分たちはひかりにかえることになっているのだ、と。
「違う選択肢をしていれば、もうちょっと長生きできたかも」
というのはないそうで、
だから、後になって、こうしてあげればよかったなと悔やんだり、悲しんだり、自分を責めたりしないでほしい、と。
動物の方が、寿命が短いから先に逝ってしまうことが多いけれど、一緒にいる間は、いっぱい楽しもうね、って。
ひかりにかえった後は、悲しむよりも、共に過ごした時間を「楽しかったね」と思ってほしいそうです。
これを読んで、治療の選択肢を目の前にした時に少しでも前向きになって頂けたら幸いだと思い載せさせてもらいました。
当院では、できる限り飼い主様の心に寄り添った治療を提供したい、動物のことを思い大切にしてくださっている飼い主さまを応援したいと思っています。
説明が十分にわからなかった、もう一度教えて欲しい等、どんなことでも遠慮なく教えてくださいね。
2020年09月23日 15:21