胃拡張捻転症候群という病気
わんちゃんが食後1−4時間に急に落ち着きがなくなったり、苦しそうに吐くしぐさが見られたり、よだれが止まらない、お腹が異常に張ってくることがあれば、「胃拡張捻転症候群」かもしれません
この病気は、食後に胃の中に異常にガスが溜まり、胃が捩れてしまい、放っておくと胃が壊死してしまったり、血液の循環が悪くなってショック状態に陥ってしまう怖い病気です。緊急に対応する必要があり、また、十分な対応をしても予後不良となる確率の高い病気です
大型犬〜超大型犬に発症する病気と言われていますが、中型犬や中には小型犬でも発症することがあります
↓実際のレントゲン の写真です ガスによって胃が非常に大きくなっています
今回のわんちゃんも、夜ご飯のあとに上記のような症状で、時間外に来院されました
(予後良好で元気に退院してくれました)
非常に緊急性をようするため、上記のような症状が出る場合はすぐに動物病院に連絡をして、受診してくださいね
2022年04月13日 18:15